インプラントの欠点

ketten.gifインプラント治療にも、良い点・悪い点があります。

欠点ばかりではありませんが、インプラントを検討しているならば事前に欠点を知っておくことは重要です。







インプラントの長所と短所

  • 保険外診療のため、治療費が高額になります。
    インプラントは健康保険が適用されません。そのため、診断から手術、手術後のケアに至るまで、すべて保険外治療となるため、治療費が高額になります。

    インプラント1本あたりおよそ25万円〜50万円前後の費用がかかりますが、症状によって、顎の骨に骨を追加造成するための前処置や付加処置が必要になる場合は、もっと高額になります。

    ただし、2008年12月より、高度先進医療の承認を受けている医療機関(大学病院など)インプラント治療が行われる場合、インプラントそのものの手術や人口歯に健康保険は適用されませんが、前処置や付加処置が高度先進医療の適用症に該当する症例に限り、特定療養費として「再診料」、「検査」、「レントゲン撮影」、「処置」、「投薬」などに健康保険が適用されるため、自己負担が多少は軽減される場合があります。csmn009-s.jpg







  • インプラント治療ができない場合もあります。
    重度の糖尿病、心臓疾患、高血圧、血液疾患を持っている場合は手術ができない場合があります。また、骨粗しょう症、放射線治療を受けている最中の方も手術ができない場合があります。

    また、ヘビースモーカーの方はインプラントをした場合でもインプラントが骨に結合しない確率が非喫煙者と比較して高いことが分かっています。理由は、骨の再生力や手術後の治癒が明らかに悪いためです。インプラントを決意された方には、これをきっかけに禁煙をおすすめします。

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  • インプラントは外科手術です。
    手術の内容によりけりですが、手術後数日は腫れや内出血が起きる場合もあるため、人によっては休養期間が必要になります。また、健康状態の悪化やほかの全身疾患があった場合、まれにインプラントが骨と結合しない場合があります。




    とはいえ、インプラントに欠点ばかりがあるわけではありません。

    インプラントの長所もいろいろあります。


  • 入れ歯のような取り外しによる煩わしさがない。

  • 残っている歯に今以上の負担をかけず、
    顎の骨全体がさらに減ってしまうことが避けられる。

  • 骨が活性化して口腔内の老化を防ぐことも期待できる。

  • 入れ歯やブリッジに比べ、より天然歯に近い感覚で噛める。

  • 見た目がよく、味覚や発音も自然な状態に近くなる。



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インプラントの危険性

確かに、インプラントには、入れ歯とは比べられないほどの快適性がありますが、実際に手術を受けることになった場合には、インプラントの危険性についてもしっかりと認識しておくとよいでしょう。以下のようなトラブルが実際に起きています。


インプラントが不適切な場所に埋入されて、顎の骨や神経を傷つけてしまう

手術後にしびれや痛み、麻痺が残ったり、炎症が起きたりする

手術後すぐに抜け落ちてしまう

また、インプラントを失敗した場合、歯茎の中の骨がえぐられてなくなっていることがあります。そうなると、その後によい入れ歯を作ることが難しくなってしまいます。 
 

宣伝などでは、その良さばかりがアピールされますが、実際には、数日間の講習会でいくつかの臨床例を学んだだけでインプラント手術を行ってしまう経験不足の歯科医も存在し、危険な面があります。歯科医師の技術・知識不足で未熟なままに手術をしてしまったことで、取り返しのつかないことが起きている事実もあります。

 



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