失敗しないインプラント医院選びの10ヶ条

昨今話題になっているインプラントトラブルですが、自分がトラブルに遭わないためにも、患者自身が正しい判断をするための材料を得ることが不可欠です。

派手な宣伝や価格の安さだけで患者さんにアピールしようとする歯科医師の中には、インプラントの経験が少なく、技術力が不足していたり、噛み合わせについてもあまり理解していない歯科医師がいることも事実です。

また、手術室の不備や衛生観念が不十分だった、CTの診断が甘かった、追加の請求があったなど、実際にやってみなくてはわからないことなどもありますが、あらかじめ知識を付けて、事前に歯科医師とよく話をしていれば防げる場合がほとんどです、言われるままにインプラント手術を受けて、被害に遭ってしまってからでは取り返しがつきません。

トラブルに巻き込まれることを避けて、「本当にこの先生にお願いできるか」を判断するための正しい見分け方を身に付けるためにも、下記の10ヶ条を参考にしてください。

 

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  • 個室がない 外科手術を行う観点から、衛生管理の行き届いた手術室があることが最良です。パーテーションもない通常の診療台で手術を行うなどは論外。

  • CTの撮影に対応できない 安全なインプラント手術にはCTを使った精密な予測が不可欠です。院内に設置していない場合でも、提携施設があればよいでしょう。

  • 誰にでも適合する手術と説明する 骨が極端に少ない、心臓病、高血圧、糖尿病などの疾患がある場合には、手術がすぐにできない場合もあります。

  • 欠点や危険性をきちんと説明しない メリットばかりを伝えて、デメリットや危険性についてもきちんと説明しない医師には注意です。気になるリスクについても聞いてみましょう。

  • 問題が起きた場合の対処法を説明しない 手術では、想定外のことが起きることもあります。問題が起きた場合の対処法を説明できない医師は、トラブル発生時に何もしてくれない可能性があります。

  • 既往症や病歴を重視せず、主治医との連携もしない これまでの病歴や、飲んでいる薬について詳しく聞くことは、インプラント手術において重要なことです。また、ほかの病気で別の病院にもかかっている場合、インプラント担当医と内科主治医の先生との連携がないと、全身にかかわる問題が起きてしまうことがあります。病気を悪化させず、安全にインプラントを行うためにも内科の先生との連携が必要です。

  • セカンドオピニオンを渋る 自信を持っている先生は、他医院でセカンドオピニオンを得ることを渋りません。気持ちよくレントゲン資料を貸出してくれる先生であればいいですね。

  • 決断を急がせる インプラントは、多くの場合緊急性の高い手術ではありません。患者さんの考えをまとめる時間やご家族との話し合い、費用面の検討なども必要になるのことは当たり前ですので、決断を急がせるような医院には気を付けましょう。

  • 治療計画や費用について書面にしてくれない 治療の内容や、総額の費用は必ず書面にしてもらいましょう。それがないと、治療内容や費用面でトラブルが起きかねません。費用が相場よりも安い歯科医院の中には、後からさまざまな理由追加費用を請求してくるところもあります。

  • 手術中の衛生観念に問題がある インプラントを決めたら、手術室の様子や手術中の様子などを写真などで見せてもらうとよいでしょう。手術を行う医師が手術服を着用していない、アシスタントが防護メガネを使用しないなど、衛生観念に問題がないかを確認して安心して手術を受けましょう。

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